●「キューティ・ブロンド」 2001年【米】
「キューティ・ブロンド ハッピーＭＡＸ」 2003年【米】
ブロンドで可愛い女の子は頭が悪いという概念を吹き飛ばす、痛烈な可愛いキュートな映画です。
コメディ映画大好きな白猫ですが、この映画も元気をもらえます。主演のリース・ウィザースプーンはちょっとあごがしゃくれていて、美人というのではないのですが、見ているうちに愛らしくて可愛く思えます。
完璧な美人じゃないからいいのかも！
ピンクが好きなお洒落な主人公エルが、失恋したのをきっかけに猛勉強してハーバードのロースクールへ。
勉強も頑張るけれど、お洒落も手抜きしないエルって素敵です。
エルの髪型やファッションも楽しめますよ。。
この映画はサクセスストーリーの部分も楽しめますが、私は友情の部分にもすごく元気をもらえました。エルには素敵な友人が沢山います。やっぱりハッピーな気持ちでいるとハッピーで素敵な友人が集まってくるんだなと実感。
観ていて元気が出る映画です。頑張る全ての女性に観てもらいたい映画です。
お決まりですが、１の方が面白いです。２は１を観た方なら楽しめると思いますよ！
私的指数 ６.５点（１０点満点）
●「グッバイ・レーニン」 2003年【ドイツ】
2004年８月映画館で鑑賞
旧東ドイツの社会主義で暮らすレーニンと母。
社会主義傾倒している母と姉と３人で暮らすレーニンだが、自由運動をしているところを母が目撃しショックで昏睡状態に陥ってしまう。
母が昏睡状態の間に東西を隔てる壁が崩壊し、東ドイツにも自由の風が！ ようやく目を覚ました母だが、次にショックを与えたら命の保証は出来ないと医師に言われ、まだ東ドイツが存在しているように息子は周囲の人を巻き込んで芝居をするのだが…。
レーニンの奇想天外な芝居や嘘のための裏工作に笑ってしまうが、底辺にある母への深い愛情に最後はジーンとくる映画。
私的指数 ７点（１０点満点）
●「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」 2002年【米】
2004年７月 ビデオ鑑賞
前評判はあまり高くなかったけれど、私は純粋に楽しめました。６０年代の古き良き時代に一人の若者がＦＢＩを翻弄したスーパー詐欺事件。実際の自伝を元にしています。
両親の離婚に傷ついて家出したことから始まって、父の落ちぶれた姿を見て世の中お金さえあればと思ってしまった主人公。
そうはいっても、あれだけの頭脳がなければ出来なかった詐欺でしょう。
パイロット→医師→弁護士 と職業まで変えて、小切手詐欺を行う少年を思わず応援していました。原作というか、自伝を読んでみたいと思っています。
この頃、偶然ですがディカプリオの作品ばかり観ています。
私的指数 ７点（１０点満点）
●「ギルバート・グレイプ」 1993年【米】
2004年７月 ビデオで鑑賞
友人から勧められて観ました。私の好みのホームドラマ。切なかったです。
知的障害のある弟役をレオナルド・ディカプリオが好演。本当にディカプリオは少年役が似合いますね。知的障害のある難しい役を熱演していました。
主役のジョニー・デップは大好きな俳優さん。最初の出会いは「シザー・ハンズ」でした。あの時から大好きな俳優さんです。
でも、この映画ではディカプリオに主役を奪われてしまったかな？ そのくらいディカプリオが印象的でした。
でも、ディカプリオの役どころはジョニーデップ演じる兄の姿を深くするため。
派手さはないけれど、淡々と過ぎる日々に引き込まれました。
アメリカのホームドラマ好きならお勧めです。
私的指数 ７点（１０点満点）
●「解夏」 2003年【日本】
2003年５月映画館で鑑賞
小学校教師の主人公隆之は、ベーチェット病で数ヵ月後に失明することを宣告される。恋人との別れを決意し、失明の恐怖と戦う中、知り合った禅宗に教えられた「解夏」の話を聞き、葛藤に一筋の明かりを見つける。
解夏とは、煩悩から解放される日という意味。
失明する恐怖は、失明した日に終るという、ある意味残酷な、でも、新をついた言葉を聞き、隆之は新しく生きる力を心の中に感じていく。
大沢たかおが演じる隆之は繊細で、恋人役の石田ゆり子が優しく芯の強い日本女性を演じていてはまり役でした。大沢たかおの母親役の女優さん富司純子さんもすごく綺麗で、素敵でした。
強くて優しい品のある富司純子さんを観て、年を重ねるのも悪くないな、としみじみ思いました。
私的指数 ６点（１０点満点
）
●「くじらの島の少女」 ２００３年【ニュージーランド】
２００４年3月映画館で鑑賞
チラシからあらすじを抜粋。
「「祖先はくじらに乗ってきた」という勇者伝説を信じるマオリ族の族長の孫娘 パイケア。族長の祖父は後継ぎの男の子が欲しかった。
そんな祖父の悲しみを知る、パイケアが、ニュージーランドの海に、帆エール・ライダーの魂を受け継ぐ奇蹟を起こす」
何より、綺麗な自然と、壮大な海。
パイケアの魅力的なこと！
幼いけれど、凛として、少年ぽさの中に、秘めた少女の強さを感じる、稀にみる逸材だと思います。
と、思って、調べてみたら、今年度７６回アカデミー賞に、堂々と、パイケア役の、ケイシャ・キャッスル＝ヒューズ は、主演女優賞でノミネートされているんですね！！
それも納得できるほど、いわゆる女性っぽい少女ではないけれど、つんととがった魅力、その中に優しさと丸みも感じさせる不思議な少女です。
彼女を見るだけでも一見の価値はあるかも。
私的指数 ７点（１０点満点）
●「ゲーム」 1997年【米】
２００4年1月 テレビで鑑賞
実業家でお金の亡者の主人公が、誕生日に弟から受け取ったカード。
そのカード会社に出向き、「ゲーム」の契約をしてくるのだけれど、翌日から、命を狙われ始めて、財産も奪われて…。
いや〜、ドキドキ、ハラハラして、すっごく楽しめました。
製作者にとっては、いい観客だったと思います。
私、映画を観る時に、色々と裏を読まないで楽しむようにしているんです。なので、本当にドキドキしました。
落ちが沢山あって、誰を信じていいのか、信じられないのか、錯乱してきます。素直に観ると、楽しめますよ！
私的指数；７.５点（１０点満点）
●「彼女を見ればわかること」 1999年【米】
２００3年１0月 ビデオ鑑賞
５話のオムニバスからなるストーリーです。
↓に紹介されているＨＰのアドレスを添付しますので、興味があったら、観て下さいね。
http://www.gaga.ne.jp/kanojo/
http://www.natural-life.net/aroma/movie/j021121.htm
ちょうど３０代〜４０代の世代の女性向けの映画。
登場する主役５人が全員、シングルで（一人シングルママがいますけれど）、一人で平気、自分の力で生きれると思っている、孤独に強い女性たち。でも、心のどこかで、ホッとできる場所（パートナー）が欲しいと思っている自分に、最後、気がつくのです。
最終的にカップルになることが幸せという訳ではないけれど、この映画は、そういう気持ちも持っている自分に気がつく、認めると肩の荷が降りるということを伝えたかったのかな？ と感じました。
有名女優さんが出ている映画だけに、演技派そろいで、じっくり観れました。また、一話一話、登場人物がリンクするので、「あ、あの人だ！」と発見した時は、何故か親近感が沸いてきて、嬉しかったです。
私が個人的に好きな話は、２話目の、銀行の支店長をしている女性が、子どもをおろすという話。
彼女の葛藤がすごく伝わってきました。
そして、３話目の、シングルママが、隣人のドワーフ（背の小さい大人）に恋をして、息子オンリーだった生活から、脱皮しようとする話。そのママが、とっても可愛らしくて、笑ってしまいました。
ただ、どの登場人物も、アメリカの女性だからなのか、完全に、私が感情移入できるタイプはいなかったので、客観的に何となく、眺めているという感覚で観ていました。
人によっては、もっと評価が高い映画だと思います。
私的指数 ５点（１０点満点）
●「偶然の恋人」 2000年【米】
２００４年9月 映画館で鑑賞
グウィネス・パルトロウのファンなので、時間がある時は、彼女の作品を制覇しようと思って観ています。
現時点では、有名作品しか観ていないので。
飛行機事故で夫を亡くした、グウィネスと、その夫にチケットを譲ったベン・アフレックの恋物語。
私としては、何だか、パッとしない映画だなっていう印象。
主役たちはそれぞれ魅力的な人たちなのに、どうしても、この人じゃなきゃ、こういう筋書きじゃなきゃっていう、強さが感じられなかった。
シナリオどおりに喋っている感じがして、感情移入できなかったな。
グウィネスは綺麗だったんだけど、この役はどうかなあ。
何となく、自分勝手で、相手に迫ったり、切ったり。
感情的過ぎて、私はあまり友達になりたくないタイプ。
でも一つだけ、心に残ったセリフがあります。
「臆病だからこそ、勇敢になれる」
これは説得力がありました。
私的指数 ３点（１０点満点）
